昨夜は中秋の名月。
美しいまんまるお月様でしたね。
わが家のお月見飾りです。
白いお月見団子を買いに出かけましたが、となりに並んでいた三色団子が美味しそうだたのでそちらを購入しました。花より団子ならぬ、月より団子といったところでしょうか(笑)
一緒に並べてあるのは、先日記事にしたマクワウリ。
いい香りがしてきたのでそろそろ食べごろです。
風習:お月見泥棒
ちまたではハロウィンの話題でもちきりな今日このごろですが、こちらでは中秋の名月にまつわる風習が残っています。
その名も
お月見泥棒
(詳しくはこちら→お月見泥棒 - Wikipedia)
美しいお月様とは正反対なネーミングのこの風習。要約すると「中秋の名月(十五夜)の日は、お供え物を盗んでも良いよ!」というものです。※ただし子供に限る。
…と言うわけで、
お月見泥棒な息子たちに、さっさとお団子は取られてしまいました。
地域によっては縁側など見えるところにお菓子を積んでおくと、近所の子供たちがもらいに来るところもあるようです。まるで和製ハロウィンですね。
子供たちに伝えたい感謝の心
「なんで十五夜はお団子をかざるの?」
と、子供たちが質問をしてくれたので私なりの解釈を説明しました。
- 秋の収穫を祝うため
- 収穫された食物や収穫に関わった人たちに感謝するため
当たり前のように昇っては沈む太陽と月ですが、その当たり前のことが当たり前のように繰り返されるおかげで、私たちは食物をいただき、命を紡ぐことができます。
当たり前のようにスーパーへ行けば季節関係なく野菜も果物もなんでも手に入りますが、その裏ではたくさんの人々の労力が必要です。
なかなか普段、当たり前すぎてひとつひとつの物事に感謝の気持ちを持つことは難しいかもしれませんが、こういった中秋の名月(十五夜)などの行事を通じて、子供たちに「ありがとう」と感謝する心を少しでも育んでもらえたらと願っています。
今日もごきげん、ごきげん♪♪♪
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